本研究プロジェクトは、湾岸の外国人労働者に関する研究を続けている9名で実施しています。
研究代表者(H23-25)
研究の統括、および湾岸諸国におけるフィリピン人の間にみられる共生と分断の調査と研究を行う。
香川大学インターナショナルオフィス 講師
現在の専門:地域研究(東南アジア)、文化人類学
【関連主要業績】
「UAEにおける外国人労働者の受け入れ体制と就労の現状」
笹川平和財団「人口変動の新潮流への対処」研究(編)
『外国人労働者問題をめぐる資料集III』笹川平和財団. 73-88ページ. 2011年
http://blog.canpan.info/jinkou/archive/51
「海外就労先を開拓し続けるフィリピン」安里和晃(編)
『労働鎖国ニッポンの崩壊―人口減少社会の担い手はだれか』ダイヤモンド社. 179-194ページ. 2011年
http://www.diamond.co.jp/_itemcontents/0201_biz/01589-6.html
「送り出し国フィリピンにおける看護教育と看護師就労状況」安里和晃(編)
『労働鎖国ニッポンの崩壊―人口減少社会の担い手はだれか』ダイヤモンド社. 115-131ページ. 2011年
http://www.diamond.co.jp/_itemcontents/0201_biz/01589-6.html
「ドバイ在住のフィリピン人の生存戦略」『UAE』46:25-28. 2009年
Connected Through "Luck": Samarnon Migrants in Metro Manila and the Home Village. Philippine Studies 56(3): 313-344. 2008
http://www.philippinestudies.net/ojs/index.php/ps/issue/view/207
【関連サイト】
細田研究室
http://www.cc.kagawa-u.ac.jp/~hosoda/
G-COE「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」プログラムメンバー
http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/article.php/member_wakate_hosoda_ja
UAEの教会で活動する ボーン・アゲインのフィリピン人 |
ドーハの「リトル・フィリピン」 | アブダビのフィリピン人家事労働者のシェルターで炊き出しのボランティをするフィリピン人看護師ら |
研究分担者(H23-25)
湾岸諸国における国籍が異なる外国人の間の共生と分断の調査と研究を行う。
大阪大学大学院人間科学研究科 准教授
現在の専門:地域研究(フィリピン)、民族間関係
【関連主要業績】
「複合格差を移動する:湾岸産油国で家事労働者として働くフィリピンのムスリム女性」
『平和研究』(37), 2011年印刷中。
「フィリピンの開発過程と女性労働政策:移民労働の女性化があたえた影響」加藤剛・長津一史(編)
『開発の社会史:東南アジアにみるジェンダー・マイノリティ・境域の動態』風響社,187-223, 2010年。
「中東へ出稼ぎに行くフィリピンのムスリム女性:変わる「性」規範と移動する女性」
『イスラームの性と文化』(イスラーム地域研究叢書)東京大学出版会:185-210, 2005年。
『女性が語るフィリピンのムスリム社会:紛争・開発・社会的変容』明石書店, 2002年。
【関連サイト】
ブログ Kulintang
*フィリピンのイスラム教徒の人びとと社会を紹介するブログ
http://kulintangmusic.blog135.fc2.com/
研究分担者(H23-25)
湾岸諸国における同じ国籍の外国人の間の共生と分断の調査と研究を行う。
文教大学国際学部専任講師
現在の専門:地域研究(東南アジア)、文化人類学
【関連主要業績】
「マニラ首都圏におけるムスリム・コミュニティの形成と展開―コミュニティの類型化とモスクの役割を中心に」『東南アジア研究』42(3): 101-144, 2008年
「海外就労するマニラのムスリム女性の生活戦略」ポーリン ケント・北原淳編
『紛争解決:グローバル化・地域・文化』ミネルヴァ書房 2010年
「マニラにおけるフィリピン・ムスリムの婚姻実践とマリッジスケープ」
『地域研究』10(1), 110-131 2010年
「オープンシティにおけるフィリピン・ムスリム:アラブ首長国連邦の事例」
『白山人類学』13, 117-123 2011年
【関連サイト】
文教大学国際学部 教員紹介
http://gakujyo.bunkyo.ac.jp/Profiles/14/0001389/profile.html
ドバイ、マラナオ組織のメンバーと | ドバイ、プロテスタント教会のメンバーと | アブダビ、エミレーツ戦略研究所で |
研究分担者(H23-25)
東京大学大学院総合文化研究科 スルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座 特任准教授
現在の専門:地域研究(湾岸諸国)、国際関係論
【関連主要業績】
『現代サウディアラビアにおけるジェンダーと権力――フーコーの権力論に基づく言説分析』福村出版、2011
「サウジアラビア王国」松本弘編『中東イスラーム諸国民主化ハンドブック』、262-279、明石書店、2011
"Saudi Women: A Japanese Perspective"、Women in Saudi Arabia: Cross-Cultural Views、60-72、Ghainaa Publications
http://www.ghainaa.net/ar/Portals/0/saudi%20woman%20english.pdf
「アラブの春――「民衆の勝利」の裏側から露見したヘゲモニックな男性性」
『神奈川大学評論』第69号、81-90,2011
"A ‘Gender Backlash’ in the Midst of Globalization: The Dynamic of the “anti- Cedawīyāt” in Contemporary Saudi Arabia",
Global Studies Journal, Vol. 2, pp. 17-29. 2009.
【関連サイト】
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)スルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座 教員紹介
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES/tsujigami.html
NIHUプログラムイスラーム地域研究東京大学拠点
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~dbmedm06/me_d13n/db_authors/tsujigami.html
研究分担者(H23-25)
湾岸諸国における外国人労働者政策の動向の調査と研究を行う。
宇都宮大学国際学部 准教授
現在の専門:地域研究(中東)
【関連主要業績】
『湾岸産油国 レンティア国家のゆくえ』講談社、2010年
「湾岸アラブ型エスノクラシー—共生しないという選択肢」
『宇都宮大学国際学部研究論集』第30号、117-128頁、2010年
【関連サイト】
宇都宮大学国際学部 教員紹介
http://www.kokusai.utsunomiya-u.ac.jp/life/profile/profile_matsuo.html
研究分担者(H23-25)
湾岸諸国におけるインド人の間にみられる共生と分断の調査と研究を行う。
奈良大学社会学部 准教授
現在の専門:地域研究(インド)、文化人類学
【関連主要業績】
「社会空間における舞台上の物語の共有/非共有――インド・ゴア社会における大衆劇ティアトルをめぐって」、小松和彦還暦記念論集刊行会編『日本文化の人類学/異文化の民俗学』法蔵館、139-158、2008年。
「『ことば』の科学?―インド、ゴア社会におけるコーンカニー語文字問題についての一考察―」、
『奈良大学紀要』vol. 38 : 101-113、2010年。
“Local Foodways as Intangible Heritage in India: The Role of Chefs and Restaurants in Preserving Goan Culinary Ways”, in Rogério Amoêda, Sérgio Lira and Christina Pinheiro (eds.), Heritage 2010: Heritage and Sustainable Development, Barcelos: Green Lines Institute for Sustainable Development, pp.1035-1040, 2010.
「言語政策」、田中雅一・田辺明生編『南アジア社会を学ぶ人のために』世界思想社、171-181、2010年。
「ゴア州の大衆演劇ティアトルにみるインド近代演劇の地域的展開―「伝統」をめぐる議論を中心に」INDAS Working Papers No.2(人間文化研究機構地域研究推進事業「現代インド地域研究」)1-15、2011年。
http://www.indas.asafas.kyoto-u.ac.jp/staticpages/index.php/INDASWPlist_ja
【関連サイト】
奈良大学社会学部 教員紹介
http://www.soc.nara-u.ac.jp/staff/matsukawa
NIHUプログラム 現代インド地域研究 国立民族学博物館拠点(MINDAS)
http://www.minpaku.ac.jp/research/mindas/
研究協力者(H23-25)
湾岸諸国における外国人労働者政策の動向の調査と研究を行う。
財団法人日本エネルギー経済研究所 中東研究センター 研究員
現在の専門:地域研究(中東)、比較政治学と国際労働力移動
【関連主要業績】
(共著)細井長(編)『アラブ首長国連邦を知るための60章』明石書店, 2011年.
"Controversies over Labour Naturalisation Policy and its Dilemmas: 40 Years of Emiratisation in the United Arab Emirates"
Kyoto Bulletin of Islamic Area Studies, 4-1&2, pp.41-61. 2011.
"Administrative Reforms and Globalisation Strategy in Dubai: A Study of Double-Edged Development from 1990 to 2009"
Annals of Japan Association for Middle East Studies 26(2): pp. 1-32. 2011.
「湾岸アラブ産油国における外国人労働者問題と国内政治の変容――アラブ首長国連邦を事例に」
日本比較政治学会(編)『国際移動の比較政治学』ミネルヴァ書房, pp. 69-91.2009年.
「アラブ首長国連邦における国家変容と『国民』形成――国籍法と結婚基金政策を事例に」
『日本中東学会年報』25(1):pp. 83-111. 2009年.
【関連サイト】
財団法人日本エネルギー経済研究所中東研究センター研究員紹介
http://jime.ieej.or.jp/htm/pamphlet/fellow2009.htm#horinuki
研究協力者(H23-25)
湾岸諸国における国籍が異なる外国人の間の共生と分断の調査と研究を行う。
一橋大学 社会学研究科 科学研究費技術員
現在の専門:地域研究(インドネシア)、ジェンダー研究
【関連主要業績】
平野恵子、「インドネシア海外雇用政策の変遷―『移住労働の女性化を中心に』―」、
国際移動とジェンダー研究会編、『アジアにおける再生産領域のグローバル化とジェンダー再配置 最終年度報告書』、科学研究費補助金 課題番号17201051 研究代表者 伊藤るり、pp 30-48、2009年
http://www.soc.hit-u.ac.jp/~trans_soci/pdf/image-a_hirano.pdf
【関連サイト】
移住労働者専用送迎バス | 元移住労働者による夜間プガジアン(宗教講話会)での歌の出し物 | 携帯電話会社のサウジアラビアへの格安電話料金プロモーション |
研究協力者(H23-25)
湾岸諸国におけるマラヤーリー人のローカル祭祀の浸透と出稼ぎ帰国者たちの動向の調査と研究を行う。
国立民族学博物館 外来研究員
現在の専門:芸能研究、文化人類学
【関連主要業績】
「第25章 ワンナーン――神霊を担う不可触民たちの現在」金基淑編『カーストがわかる30章』明石書店、(校正中)
「第26章 マラヤン――太鼓奏者の影に隠れた女たちの音楽的才能」金基淑編『カーストがわかる30章』
明石書店、(校正中)
「鉄道局が祀るローカル神――南インド・ケーララ州における神霊信仰の隆盛と『ダルシャン運行』」、
『民族藝術』第28号、(校正中)
「フィールドで考える――『出張』にでかける地方の神さま』『月刊みんぱく』国立民族学博物館、
2010年10月号、22-23頁、2010年。
「神々のゆくえ――現代インド・ケーララ社会におる儀礼パフォーマンスの多元的表象」
『民族藝術』第23号、121-129頁、2007年。
【関連サイト】
大阪大学人類学研究室 大学院生紹介
http://anthropology.hus.osaka-u.ac.jp/students/takemurayoshiaki.html